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別居中〜子供の様子の変化や面会交流のこと

この記事では別居後片親となった子供の様子の変化や面会交流をどのようにしたかについて書いています。

別居後の子供の様子は

一方的に離婚を迫る夫。そして別居を決意した私。「パパとママと一緒がいい!」と懇願するもその願い叶わず唯一選択肢がなかった子供。こんなことになって本当にごめんなさい…。見知らぬ土地に引越して初の登校日、子供の唇は真っ青でした。それでも前を向いてやっていくしかありません。子供が友達をたくさん作れるよう出来るだけの手助けをした結果、新しい学校にも割と順調に慣れてお友達もたくさんでき、子供の適応能力の凄さを実感しました。幸いシングルのご家庭も多くお互い相談し合ったり情報共有させていただく機会もありました。

それでも両親を信じ続けた子供

別居前から夫は自宅に帰る頻度が少なくなっていたので、その後も子供は「パパどこ行ったの?」「パパ何してるのかな?」と当然私に聞いて来ました。子供に何と伝えるかは日々の本当に大きな悩みでした。子供の願いはたった1つ「両親とまた一緒に暮らすこと」でしたがその後も夫は離婚を望んでおり、子供には父親が「家に帰るよりも心地よい場所ができた」「他に一緒に過ごす人ができた」など家族復縁の望みが叶わないことを少しずつ伝えて行きました。何をどう伝えるかは最後まで正解はない気がしますが、大人になってから真実を知るのもそれはそれで辛いことだろうと思い子供の年齢に合わせてできる限りをつかないで伝えて行こうという方針になりました。

手を繋ぐ親子

時間をかけて子供の心の整理を

両親が離れ離れになってしまうなんていう想像を絶する出来事に子供は当然ながらショックを受けていましたが、「パパとここ行ったよね」「パパとこれ食べたよね」など一緒に思い出話を語りながら子供は少しずつ父親のいない生活に慣れていきました。父親の話題を口にしてはいけないと気を遣う素振りが見えたのであえて一緒に言葉に出し、思い出を一緒に口に出して語ることは子供にとって自分の気持ちを自由にアウトプットすることに繋がり、前進する力に変わっていったのかもしれません。

面会交流はしませんでした

別居前から離婚を切り出されていましたが依然として不倫の事実を認めない夫でした。別居後も夫は離婚に向けて必要事項の取り決めをにしようと代理人の弁護士さんを通して一方的に連絡をして来ました。財産分与面会交流のことなどです。不倫の事実を隠して逃げ切ることで余程必死だったのでしょう。流石に納得が行かないので「前から申し上げている異性関係のことがはっきりしない限りこちらは離婚の話し合いに一切応じません!」と断固拒否。面会交流に関して夫は何が何でも子供に会わせてくれと言うわけでもなく(それはそれで子供に対してそんな程度だったのかとショックではありましたが…)子供も子供で父親に会わなくても普通に生活が送れておりましたし、ここで数時間だけ父親に会うという面会交流を設ければ子供はまた親子が元に戻れるかもしれないという期待を抱いてしまう可能性が高く、その期待は子供にとって大きな負担にしかならないだろうという判断になり、今は面会交流を行わず今後子供がどうしても父親に会いたいと申し出があったら実施しようと考えました。また、子供のお友達で数回の面会交流後に気持ちが塞がってしまい精神科に通わざるを得なくなった子もたまたま近くにおり、その子の親御さんからも今普通に生活できているのであれば無理に面会交流はしない方が絶対に子供のためだよ!と貴重なアドバイスもいただきました。

私と子供だけになってから作り出した楽しみもたくさんありました

私と子供だけになるにあたって先の見えない不安や夫の不倫相手に対する怒り、慣れない仕事に疲れたりして涙が流れる日も多くありましたが、子供との新たなスタートは決して悪いことではありませんでした。子供は仕事で少し帰りが遅くなった私を気遣い自ら皿洗いをしたり、片付けを率先してやってみたり自立した行動が一気に増えました。何よりも嬉しかったのは他人様に対しての優しさが増えたことでした。傷ついた私を見て色々感じたのでしょう(幼いうちにこんな思いをさせて本当に申し訳ないけれど…)、喧嘩も良くしますがお友達を傷つける攻撃的なことは絶対にしませんでした。新生活は未知の領域ではありましたが子供との新たな関係性の構築にも繋がったかなと今では思います。

※この記事をお読みになられている方の中には我が子に会うことが出来ずに苦しい日々を送っていらっしゃる方も多いかと存じます。私自身の体験記で子供と過ごす内容の記事になったことをどうかお許しください。

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