この記事では写真、手紙、メールなどの証拠の保存方法について書いています。2つ前の記事「相手の女性像を探る」では所持品を、1つ前の記事「所持品やLINEから不倫の情報を得ようと試みる」ではパートナーのスマホのチェックについて書きました。
手帳に書いてある文章(次に会う予定などが書いてあることも)、写真、LINE、メール…などなど、ちょっとした証拠でも後々重要な役割をなすこともあります。
実際私も数ヶ月に渡り小さな証拠を保存し続け、保存した時点ではその証拠をどのタイミングで何のために使うかまで明確ではありませんでしたが、最終的にその小さな証拠たちが立証の資料作りに役立ちました。
証拠は形式が様々なだけに保存方法にも注意を
媒体別の証拠それぞれを保存するにあたって実際に試した具体的な方法をご紹介します。
ここでは主に写真や日記などの紙のもの、相手のスマホのLINEのトークやメールの画面について書きます。(音声などについては別途書きます。)
一番簡単でその後も使いやすいのが自分のスマホで写メに撮ることです。この時注意したいのが日付が入っていることを確認してください。
もし写真等で日付が入っていない場合は写メに撮ったその日の新聞などと一緒に撮るなどして日付を残した方が良いかもしれません。
証拠取得の日付が重要になったのは…
私の場合、写メに撮ったその日の新聞と一緒に撮影したものが数点ありました。もちろん新聞の日付が本当にその日の物なのかという裏付けはその写メだけでは取れません。
ですが、新聞と共に撮影した証拠の前後にある小さな証拠を組み合わせることにより、その新聞がやはりその日の物だという裏付けは取れることもあります。日付が入っていて損をすることはほとんどないと思われますので、証拠撮影の時には日付を残しておいた方が良いでしょう。

取得した証拠は時系列に保存すると整理しやすい
取得した証拠はご自身のスマホやパソコンにて時系列で保存することをおすすめします。
時系列で保存することによって自分の頭の中で事象の整理がつき、訴訟提起準備等説明しなければならないシーンにて落ち着いて説明することができました。
証拠を保存すると同時にご自身の日記にこの時のことを書き残しておくと後々役に立ちます。大抵の当事者は自分の不貞行為をあらゆる手を使って隠し通そうとするので、後々の証拠裏付けの際「いついつ何をしていた」というシンプルな内容であっても重要な鍵になることも十分あり得ます。
証拠取得の際にやってはいけない注意点!
パートナーのスマホやパソコンなどから証拠を見つけた時には興奮して頭が真っ白になってしまうことが多いかもしれません。
こういう時は何かしらのミスを犯しやすくなるもので、パートナーのスマホやパソコンなどに痕跡を残してしまうことが一つ挙げられます。
パートナーのスマホやパゾコンのメールなどから、ご自身のアドレスなどに転送するのは避けた方が良いと思われます。
その他、ご自身のスマホやパソコンなどからパートナーのアカウントにログインしようとするのもアカウントの所有者にログイン確認メールが飛ぶことがあり大変危険です。
POINT
1、何かしらの証拠を見つけたら日付と共にご自身のスマホで撮影する。2、撮影した証拠は時系列に保存。
3、パートナーのパソコンから自分のアドレスに向けてメールを転送したりしない。